トイレ交換の流れと選び方|工事は半日〜1日、その間に気をつけたいこと
毎日使うトイレは、不具合が出ると生活への影響が大きい場所です。水が止まらない、においが取れないといった困りごとから、節水型のトイレに替えて水道代を抑えたいというご相談まで、トイレの交換を考えるきっかけはさまざまです。
この記事では、トイレの交換を考えたいサイン、トイレの種類と選び方、工事の流れと当日の注意点、一緒に検討したいことをまとめました。
交換を考えたいサイン
- 水が止まらない、タンクの中から音がする
- 便器と床のすき間から水がにじむ
- 掃除をしても黄ばみやにおいが取れない
- 温水洗浄便座の調子が悪い
- 便器にひびが入っている
- 節水型のトイレに替えて、水道代を抑えたい
トイレの便器そのものは陶器でできているため長持ちしますが、タンクの中の部品や温水洗浄便座は、使っているうちに傷んでいきます。部品の交換で直ることもあるので、まずは症状をご相談ください。
部品の交換で済む場合もある
水が止まらない場合は、タンクの中の部品を交換するだけで直ることがあります。一方で、長く使っているトイレは、部品が手に入らなかったり、ほかの部分も続けて傷んだりすることがあります。修理と交換、どちらがよいかは、使っている年数と症状で判断します。
トイレの種類と選び方
- 組み合わせ型:便器・タンク・便座がそれぞれ分かれたタイプ。費用を抑えやすく、便座だけの交換もしやすいです
- 一体型:タンクと便座が一体になったタイプ。すっきりした見た目で、掃除もしやすくなります
- タンクレス:タンクのないタイプ。空間が広く使えますが、水圧によっては設置できないことがあります
マンションや2階のトイレでは、水圧や排水の位置によって選べる機種が変わります。現地で確認してからご提案します。
選ぶときに考えたいこと
- 掃除のしやすさ:フチのない形状や、汚れがつきにくい素材の便器もあります
- 節水性:古いトイレから最新の節水型に替えると、1回に流す水の量を減らせます
- 便座の機能:温水洗浄、暖房便座、ふたの自動開閉など、必要な機能を選びます
- 停電時の使い方:タンクレスの場合は、停電時の流し方も確認しておくと安心です
工事の流れ
- ご相談:今のトイレの写真と、型番のシール(タンクのふたの裏や便器の側面)があるとスムーズです
- 現地確認・お見積り:排水の位置や床の状態を確認します
- 機種の決定:機能と予算にあわせて選びます
- 工事:古いトイレの取り外しと、新しいトイレの設置を行います
- 使い方のご説明:操作方法を確認して完了です
写真を撮るときのポイント
- トイレ全体(正面と横から)
- タンクのふたの裏や便器の側面にある型番のシール
- 便器のうしろの床と壁(排水の位置がわかるように)
- コンセントの位置
工事中はトイレが使えません
交換工事は、半日〜1日ほどかかるのが一般的です。その間はトイレが使えないので、近くのお店のトイレを確認しておくなど、事前に準備しておくと安心です。床の張り替えを一緒に行う場合は、もう少し時間がかかります。
一緒に検討したいこと
- 床(クッションフロア)や壁紙の張り替え
- 手すりの取り付け
- 手洗い器や収納の追加
- 換気扇の交換
- 照明を人感センサー付きにする
便器を外したときにしか張り替えられない部分もあるので、交換と同時に行うのがおすすめです。床には長年の汚れやにおいがしみこんでいることも多く、便器と一緒に新しくすると、トイレ全体の印象が大きく変わります。
将来を見すえたトイレづくり
手すりの取り付けや、出入りしやすいドアへの変更など、年齢を重ねても使いやすいトイレにしておくのもおすすめです。介護保険の住宅改修の対象になる工事もあるため、気になる場合は、お住まいの自治体やケアマネジャーに確認してみてください。
トイレ交換の費用の考え方
トイレの交換費用は、本体の価格と工事費、古いトイレの処分費などで構成されます。同じ種類のトイレでも、便座の機能やグレードによって本体の価格は大きく変わります。
- 本体:組み合わせ型・一体型・タンクレスの順に高くなる傾向があります
- 工事費:取り外しと取り付け、給排水の接続など
- 内装:床や壁を張り替える場合の費用
- 処分費:取り外したトイレの処分費用
「最新の機能が全部ほしい」のか、「掃除がしやすく節水できれば十分」なのかで、選ぶ機種は変わります。毎日使う家族みんなの意見を聞いておくと、選びやすくなります。
節水型トイレで変わること
古いトイレは、1回に流す水の量が多いものがあります。最新の節水型トイレに替えると、1回あたりの水の量を大きく減らせるため、家族の人数が多いご家庭ほど水道代への効果を感じやすくなります。節水の効果は、今のトイレの年式や使い方によって変わります。
毎日のお手入れで長持ちさせるには
- 便器の汚れは、こびりつく前にこまめに拭く
- 温水洗浄便座のノズルは、取扱説明書にしたがって掃除する
- タンクの中に洗浄剤を入れる場合は、部品を傷めないものを選ぶ
- 水もれや異音に気づいたら、早めに相談する
小さな不具合のうちに対処すると、床まで水が回って傷むのを防げます。
トイレ交換でよくある不安
今のトイレと同じ場所に設置できる?
多くの場合は、今のトイレと同じ場所に設置できます。ただ、排水の位置(床か壁か、壁からの距離)によって、選べる機種が変わります。古い住宅では、排水の位置を調整する部品を使うこともあります。現地で確認してから、取り付けできる機種をご提案します。
床の下が傷んでいたら?
長年の小さな水もれで、便器の下の床が傷んでいることがあります。便器を外してから見つかることもあるため、その場合は状態をお見せしたうえで、補修の方法と費用をご相談します。
工事の日は立ち会いが必要?
工事の始まりと終わりには、立ち会っていただくのが理想です。仕上がりの確認や、新しいトイレの使い方のご説明を行います。
トイレの空間づくりのヒント
トイレは家の中でいちばん小さな空間のひとつですが、毎日何度も使う場所です。壁紙をひとつの面だけ色を変えたり、手を洗う場所をトイレの外に移したりするだけで、使い心地や印象が大きく変わります。収納を増やして掃除用品やトイレットペーパーをすっきりしまえるようにするのも人気です。
トイレをもう一つ増やしたい
家族が増えた、2階にもトイレがほしいといったご相談もあります。給排水の配管を通せるかどうかで工事の内容が変わるため、まずは現地で確認します。
二世帯での同居や、在宅で過ごす時間が長くなったことをきっかけに、トイレを増やす方もいます。
トイレの交換は、家の中でも比較的短い期間でできるリフォームです。気になることがあれば、小さなことでもお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
温水洗浄便座だけ交換できますか?
できます。便器の形やコンセントの位置によって取り付けられる機種が変わるので、写真を送っていただければ確認します。
マンションでも交換できますか?
できます。ただ、排水の方式によって選べる機種が限られることがあります。管理規約で工事の時間が決められている場合もあるので、事前に確認しておきます。
ENCRAFTに相談するメリット
ENCRAFTでは、水回りの工事に慣れた厳選した職人が、トイレの交換を担当します。写真をもとに、今のトイレに合う機種とおおよその費用をご案内し、床や壁の張り替えも含めてまとめてご相談いただけます。
まとめ
トイレは、種類や機能で費用が大きく変わります。今のトイレの写真を送っていただければ、合う機種と進め方をご案内します。
