リノベーション

フルリノベーションの流れと期間|相談から完成まで、何をどの順番で進める?

「家をまるごと直したいけれど、何から始めればいいのかわからない」。フルリノベーションのご相談は、ここから始まることがほとんどです。間取り、設備、内装、予算、工事中の住まい。決めることが多いぶん、最初に全体の流れをつかんでおくと、迷わずに進められます。

この記事では、フルリノベーションでできること、相談から完成までの流れと期間の目安、進める前に決めておくとスムーズなこと、よくある失敗とその防ぎ方をまとめました。

フルリノベーションでできること

フルリノベーションは、内装や設備を部分的に交換するリフォームと違い、住まい全体をつくり直す工事です。

  • 間取りの変更(壁を取り払って広いLDKにする、部屋数を変える など)
  • キッチン・浴室・トイレ・洗面の入れ替え
  • 床・壁・天井の張り替え
  • 収納や照明、コンセントの位置の見直し
  • 配管や電気の配線の更新(建物の状態によります)
  • 断熱や窓まわりの改善(戸建ての場合や、管理規約で認められる範囲)

マンションでは、共用部分(玄関ドアの外側、窓サッシ、バルコニーなど)は工事できないことが多く、管理規約で決められた範囲で工事を行います。戸建ての場合は、建物の構造によって取り払えない柱や壁があるため、現地で確認してからプランを考えます。

部分リフォームとの違い

キッチンだけ、浴室だけといった部分リフォームを何回かに分けて行うと、そのたびに養生や解体の費用がかかり、工事のたびに生活が不便になります。フルリノベーションでまとめて行うと、全体のつながりを考えた設計ができ、配管や配線も一度に更新できるのが大きな違いです。

一方で、まとまった予算と工事期間が必要になります。どちらが合うかは、住まいの築年数や、これから何年住む予定かによって変わります。

相談から完成までの流れ

  1. ご相談:どんな暮らしにしたいか、今の住まいの困りごと、ご予算の考え方をお聞きします
  2. 現地調査:間取り・配管・建物の状態を確認します
  3. プランとお見積り:間取りの案と費用をご提案します。納得いくまで調整します
  4. ご契約・詳細の打ち合わせ:キッチンや床材など、設備や素材を選びます。ショールームでの確認もおすすめです
  5. 近隣へのごあいさつ・各種申請:マンションの場合は管理組合への申請も行います
  6. 工事:解体から仕上げまで進めます。途中で現場を見ていただくこともできます
  7. 完成・お引き渡し:仕上がりを一緒に確認します

期間の目安

期間は、住まいの広さや工事の内容で大きく変わります。一般的には、次のくらいを見ておくと安心です。

  • 相談からプランが決まるまで:1〜2か月ほど
  • 工事:2〜3か月ほど

設備の納期や、マンションの管理組合への申請の時期によって、工事の開始が前後することもあります。引っ越しや子どもの入学など、決まった予定がある場合は、早めに伝えていただくと逆算して計画できます。

中古住宅を購入してリノベーションする場合は、引き渡しの時期と工事の開始をあわせて計画すると、今の住まいの家賃と新しいローンの重なりを抑えやすくなります。

※期間は一般的な目安です。実際の日程は、お住まいを見てからご案内します。

進める前に決めておくとスムーズなこと

  • 新しい住まいで、いちばん大事にしたいこと(家事のしやすさ、収納、家族の集まる場所 など)
  • ご予算の上限と、優先したい場所
  • 工事中の住まい(仮住まいが必要か)
  • これから何年くらい住む予定か

「やりたいことリスト」を作っておく

雑誌やSNSで気になった写真、今の住まいで不便に感じていることをメモしておくと、打ち合わせがスムーズです。すべてを叶えるのが難しい場合も、優先順位がはっきりしていれば、予算の中で納得のいく形を一緒に探せます。

工事中の住まいは?

フルリノベーションでは、工事中は住みながらの生活が難しいことがほとんどです。仮住まいや家具の一時保管の費用も、あらかじめ予算に入れておくと安心です。

よくある失敗と、その防ぎ方

  • コンセントや照明の位置が合わない:家具の配置を決めてから、コンセントやスイッチの位置を考えます
  • 収納が足りなかった:今の持ち物の量を確認してから、収納の大きさを決めます
  • 予算をオーバーした:見積りの段階で、優先順位の低い項目を「あとからでもできる工事」として分けておきます
  • 解体してから追加費用が出た:古い建物は、解体して初めてわかる傷みがあります。可能性がある部分は、事前にご説明します

よくあるご質問

住みながらの工事はできますか?

工事の範囲を分けて、住みながら進める方法もあります。ただ、工事期間が長くなり、ほこりや音で生活の負担も大きくなるため、内容によっておすすめの方法をご提案します。

予算が決まっていなくても相談できますか?

大丈夫です。やりたいことをお聞きしたうえで、内容ごとのおおよその費用をお伝えします。そこから予算を考えていただくこともできます。

費用の考え方

フルリノベーションの費用は、住まいの広さだけでなく、どこまで手を入れるかで大きく変わります。同じ広さでも、内装と設備の入れ替えが中心の場合と、間取りを大きく変えて配管や配線まで更新する場合とでは、金額に大きな差が出ます。

見積りを比べるときは、総額だけでなく、何の工事にいくらかかっているかを確認することが大切です。ENCRAFTでは、解体、設備、内装、配管・電気などの項目ごとに分けてお見積りをお出しします。

予算の中で優先順位をつける

予算に限りがある場合は、あとから変えにくい部分に優先してお金をかけるのがおすすめです。たとえば、間取りや配管、断熱など、壁や床の中に隠れる部分は、あとから直すと大きな工事になります。一方で、照明器具やカーテン、一部の家具などは、暮らしながら少しずつ買い替えることもできます。

ローンや補助金

ENCRAFTでは、リフォームローンのご利用もご相談いただけます(ご利用には金融機関の審査があります)。また、省エネ改修などで使える補助金の制度がある場合もあります。制度は年度ごとに変わるため、検討の早い段階で確認しておくと安心です。

マンションと戸建てで違うこと

  • マンション:管理規約で、床材の防音性能や工事できる時間、搬入の方法が決められていることが多いです。管理組合への申請に時間がかかることもあります
  • 戸建て:建物の構造や築年数によって、耐震や断熱の補強をあわせて検討することがあります。外壁や屋根の状態も確認しておくと、まとめて計画できます

ENCRAFTでの進め方

ENCRAFTでは、ご相談からお引き渡しまで、ひとつの窓口がまとめて対応します。工事は、水回り、内装、電気など、それぞれの分野を得意とする厳選した職人が担当します。

打ち合わせでは、間取りの案だけでなく、毎日の家事の流れや、家族それぞれの過ごし方もお聞きします。図面だけではイメージしにくい部分は、写真や事例のイメージを見ながら一緒に考えます。工事中も進み具合をお伝えするので、はじめてのリノベーションでも安心してお任せください。

「まだ買うかどうかも決まっていない」「予算の相場だけ知りたい」という段階のご相談も歓迎しています。

完成後の暮らしも見すえて

リノベーションのあとも、住まいは少しずつ変わっていきます。家族が増える、子どもが独立する、在宅で仕事をするようになるなど、これから10年、20年の暮らしの変化を少し先まで想像しておくと、間取りや収納を決めるときの迷いが減ります。将来、部屋を仕切れるようにしておくなど、変化に合わせやすいつくり方もご提案します。

まとめ

フルリノベーションは、決めることが多いぶん、早めに相談しておくほど選べる選択肢が広がります。「まだ具体的に決まっていない」段階でも大丈夫です。

今の住まいの写真や間取り図があれば、それをもとに進め方をご案内します。

← コラム一覧へ

住まいのこと、
まずは気軽にご相談ください。

相談・お見積りは無料です。しつこい営業はしません。